資格の取得

養成施設に入学したからといって、理学療法士に必ずしもなれるわけではありません。 最近は大学が増えていますので、英語などの一般教養科目なども受ける必要があります。 理学療法士養成施設では、基本となる学科を机上で学んだり、実際に学んだことをクラスの仲間同士で実際に身体に触れながら練習をします。 患者さんの状態をはかるための手法も様々あり、人間に触れなければ体得できないこともたくさんあるからです。 また、学年が上がるにつれて現場実習が増えてきます。

現場実習とは、理学療法士が働く現場で臨床を見学したり、実際に患者さんを担当して評価を行い、プログラムをたてて実施したりという経験を行います。 現場実習期間は学校ではなく、自分の実習先に朝から晩までいることになります。 養成施設によりますが卒業までに数か月の実習を行います。 この実習の中では、患者さんに対する評価や治療を学ぶだけではなく、指導者や実習先のスタッフとのコミュニケーション、 担当以外の患者さんとのコミュニケーションなども経験します。

多くの場合は、毎日の日誌や症例報告を課せられ、他にレポートがある場合もあります。 毎日の健康管理やある程度の体力が必要となります。 これらの科目や実習で単位を取得し、卒業試験に合格して初めて、毎年3月ごろに実施される国家試験の受験資格を得られるのです。 2016年の国家資格合格率は74.1%となっています。